The Future Is in Your Hands | Shigeyuki Isonishi | TEDxAwaji

TEDx TalksAbout 1 min readJun 18, 2025Watch original
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Key Concepts

男球学習 (Tankyu Gakushu - Inquiry-based learning), 児童労働 (Jido Rodo - Child Labor), カンボジア (Cambodia), 水道 (Suido - Water Supply), 当たり前 (Atarimae - Common Sense/The Norm), 自分ごと (Jibungoto - Taking Ownership/Personal Responsibility), 振り返り (Furikaeri - Reflection), 民主主義 (Minshushugi - Democracy), 組み体操 (Kumitaisou - Group Gymnastics), 未来は自分の手の中にある (Mirai wa Jibun no Te no Naka ni Aru - The Future is in Your Hands), コラージュ (Collage).

子供の頃の経験 (Childhood Experiences)

講師の伊藤先生は、子供の頃、落ち着きがなく、集中力に欠け、先生や親から「なぜ普通にできないのか」「なぜ言うことを聞かないのか」と叱責される日々を送っていました。通知表には「落ち着きがない」「反抗する」「集中できない」と書かれ、誕生日も祝ってもらえない辛い経験をしました。中学時代も状況は変わらず、担任の先生からは「オタクのお子さんのような子には高校に行ってもらいたくない」とまで言われました。先生自身、「普通にする」「当たり前にする」の意味が理解できず、反発心だけが募っていました。

職を転々とする (Job-Hopping)

学校生活が嫌だった伊藤先生は、まともに就職できず、職を転々としました。常に他人事で、「なぜ自分がやらなければならないのか」と考え、嫌なことがあるとすぐに辞めていました。当たり前のことができず、常にその場から逃げていたと述べています。

教員としての葛藤 (Struggles as a Teacher)

教員になった伊藤先生は、子供たちに「自分ごと」として考え、「振り返り」をすることを指導する一方で、自身がその意味を理解できていないことに葛藤していました。「自分ごとにして何が変わるのか」「振り返りをしてどうなるのか」を子供たちに伝えられずにいました。

カンボジアとの交流 (Exchange with Cambodia)

伊藤先生が担任する6年生のクラスで、児童労働について学んだ後、日本のNPOがカンボジアの農村部に作った学校とオンラインで交流しました。カンボジアの子供たちは、道路が赤土で、家の中に鶏がいて、週2日は停電するという、日本とは異なる生活環境に置かれていました。しかし、日本の子供たち以上に笑顔で、自信を持ち、夢を持ち、自分にはできると信じていました。

カンボジアの子供たちが学校へ行く途中に水を汲む井戸を見せてもらった際、児童労働ではないかという疑問が生まれました。さらに、未来の村の絵を見た子供たちは、家の横に雨水を貯める装置があることに気づき、水汲みの苦労を軽減するための工夫であることを知りました。この交流を通して、子供たちは自分たちが当たり前だと思っていることが、実はそうではないことに気づき始めました。

子供たちは「水は児童労働なのか」という議論を通して、自分たちが水道のある環境に慣れていて、水に関して苦労していないことに気づきました。そして、当たり前だと思っていたことや、いい加減にしていたことを反省し、行動を変え始めました。例えば、水道から水が出ているのを見つけると、走って止めに行くようになりました。自分ごととして当たり前を疑うことで、行動が変わったのです。その後、子供たちは水道の普及率などについて調べ始め、探求学習を深めました。

データ: 子供たちのアンケート結果から、他人事ではなく、自分事として捉え、どうしたら解決できるのかという気持ちになったことが示されています。

運動会の取り組み (Sports Day Project)

運動会の団体演技(組み体操)で、子供たちは例年の先生主導のやり方ではなく、自分たちで運営することに挑戦しました。中学生が体育祭を自分たちで運営している事例を見つけ、自分たちも挑戦したいと申し出ました。伊藤先生は、子供の頃に抑圧された部分を解放したいという気持ちから、この提案に賛同しました。

管理職や同僚の先生方も賛同しましたが、怪我や準備不足への不安がありました。しかし、子供たちが中心となって進めることになりました。プロジェクトを進める子供たちと、それについていく子供たちの間で対立が起こり、最初はリーダーが強引に引っ張りましたが、やがて子供たちはリーダーに頼るだけになり、うまく進まなくなりました。

そこで、子供たちは自分たちで話し合い、周りの意見を聞くことにしました。付箋に書かれた多くの意見を取り入れ、子供たちは工夫を凝らしました。その結果、リーダーを助ける子供や、列を並ばせる子供など、自然と組織が形成されていきました。これは文明の進化のようだと伊藤先生は述べています。

民主主義の実践: 教科書で学ぶ民主主義ではなく、自分たちで悩み、考え、見つけた民主主義は、子供たちにとって真に理解できたものとなりました。強引に引っ張るだけではダメで、リーダーに頼り切ってもダメだということを学びました。

本番直前、子供たちから「無理かもしれない、内容を削っていいか」という相談がありました。先生たちは「できるところまで自分たちでやれば、それが完成でいい」と励ましました。そして、1人で輝くよりも、みんなで輝いた方が明るいということを伝えました。

子供たちは見事にやり遂げ、来年度の組み体操は子供たちが主導で動くことになるでしょう。子供たちは当たり前を疑うことによって、運動会の当たり前をひっくり返し、自分たちで未来を切り開いたのです。

未来は自分の手の中にある (The Future is in Your Hands)

子供たちの様子を見て、伊藤先生は「未来は自分の手の中にある」ということを実感しました。子供たちは当たり前を疑い、自分で動き、考え、自分ごとにする事によって、未来は自分たちの手の中にあるということを理解しました。伊藤先生自身は、今までそれを一切見ようとしませんでした。なぜなら、全て他人事だったからです。

うまくいかないのは誰かのせい、社会のせいだと考え、人に言われることも受け付けませんでした。しかし、好かれるところがあったおかげで、信頼し、可愛がってくれる人たちがいたからこそ、今こうして教員として話せていると述べています。

子供たちが頑張って掴んだ未来は、ひょっとしたら自分が見たかったものなのかもしれないと感じました。それが重なり、今回のテーマであるコラージュに繋がったと述べています。

子供たちの言葉: 「だって世界と繋がれて世界を変える一歩を小学校で踏み出せるって最高すぎませんかって」という小学生の言葉を紹介し、未来に希望が持てると語りました。

結論 (Conclusion)

伊藤先生は、このような子供たちをたくさん育て、楽しい明るい未来を築きたいと考えています。そして、聴衆に「皆さんの人生は自分のものですか?皆さんの子供は自分の道を歩んでいますか?」と問いかけ、当たり前を疑い、新たな価値に気づき、意識し、行動し、自分ごとにする事で、未来は自分の手の中にあると締めくくりました。

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